
マルゼン製品の製造年はここを見ろ!居抜き売却で役立つ年式チェック法
(2026年9月27日更新)
店舗の居抜き売却で厨房機器を引き渡すとき、実は「型式」より先に「製造年月」を確認しておいた方が、後々のトラブルを防げます。「まだそんなに古くないはずだけど…」と思っていた機器が、実は10年落ちだった——そんな行き違いは、銘板(ネームプレート)を見れば数分で防げます。今回は業務用厨房機器メーカー「マルゼン(MARUZEN)」の製品に絞って、年式の確認方法を解説します。
こんなトラブル、心当たりはありませんか?
- 「まだ新しいと思っていたら10年前の製品だった」
- 「買主から『年式が古いので撤去してほしい』と言われた」
- 「不動産会社に『厨房機器の状態が分からないと紹介しづらい』と断られた」
こうしたトラブルを防ぐには、事前に「いつ作られたか」を把握しておくことが重要です。
この記事のポイント
- マルゼン製品は銘板(ネームプレート)に製造年月が明記されていることが多い
- 製造年月がない場合も、製造番号(Serial No.)の先頭2桁から年式を推測できる
- 「型式+製造年」を設備リストに明記しておくと、居抜き売却がスムーズになる
銘板(ネームプレート)の位置と読み方
マルゼン製品には、必ず「定格銘板(ネームプレート)」が貼られています。そこには以下の情報が記載されています。
- 型式(モデル名)
- 製造番号(Serial No.)
- 製造年月
- 燃料種別や消費量など

他メーカーの年式確認方法もあわせて知っておきたい方は、以前の記事「中古厨房機器の年式確認ガイド|主要4メーカーを比較解説【2026年版】」でホシザキ・大和冷機・フクシマガリレイ・パナソニックの見分け方をまとめています。
製造年月が書かれている場合はここを見る
マルゼンの多くの機種では、製造年月が「西暦下2桁+月+日」の形式で記載されています。

19.06.25
この場合は「2019年6月25日製造」を意味します。買主や仲介業者に「この製品は2019年製です」と正確に伝えられると、信頼度が上がり、交渉もスムーズになります。
型式の確認もあわせて重要
銘板には「型式(例:MGF-C18K)」も記載されています。これは、修理対応の可否や部品注文時の確認にも使われます。居抜き売却時には、設備一覧に「型式+製造年」を明記しておくと、内見時の印象が良くなり、購入判断も早くなります。
製造年月がない場合の読み取り方(補足)
一部の製品では、製造年月がなく製造番号(Serial No.)だけが記載されていることもあります。
Serial No.:20100123
この場合は、
- 「20」=2020年
- 「10」=10月
→ 2020年10月製造と推測できます(※例外もあるためご注意ください。確実な情報が必要な場合はメーカーへの確認をおすすめします)。
確認から設備リスト記載までの流れ
銘板を探す
製造年月/製造番号を確認
型式も控える
設備リストに記載
なぜ売却前に年式確認が必要なの?
- ☐ 古すぎる製品は「撤去条件」になることがある
- ☐ 仲介会社が設備を説明できず、内見が進まないことがある
- ☐ 「いつ買ったか覚えていない」は信頼を下げる原因になる
- ☐ 厨房機器がアピール材料になるか、値下げ要因になるかが決まる
まとめ
マルゼン製品は、銘板に製造年月が明記されていることが多く、事前確認がしやすいメーカーです。居抜きで店舗を売るときには、
- 銘板の位置を確認して製造年月を控える
- 型式とあわせて「設備リスト」に明記しておく
この2点をやっておくだけで、売却活動がスムーズになります。厨房機器の年式確認だけでなく、居抜き売却そのものの進め方について知りたい方は、以前の記事「飲食店オーナー必見!閉店費用を大幅削減できる「居抜き譲渡」とは?」もあわせてご覧ください。
厨房機器の年式確認から、居抜き売却のご相談まで
設備リストの作り方や、居抜き売却全体の進め方についても、店舗市場のスタッフが無料でご相談に乗ります。
よくある質問
Q. 銘板が見当たらない場合はどうすればいいですか?
A. 側面や背面、扉の内側などに小さく貼られていることが多いです。見つからない場合は、メーカーへ製品写真を送って問い合わせる方法もあります。
Q. うちの厨房機器、もう10年以上前の製品かもしれないんですが、それでも売れますか?
A. 古い製品でも「型式+製造年」を正直に開示しておけば、値下げ要因にはなっても売却自体は十分可能です。逆に年式を伏せたまま進めると、内見時や引き渡し時のトラブルにつながりやすいので要注意です。
Q. 型式と製造年、どちらが重要ですか?
A. 両方必要です。型式は修理・部品対応の可否を判断する材料になり、製造年は買主が老朽化リスクを見積もる材料になります。設備リストには両方セットで記載しましょう。
