
かき氷に2000円って高い?「体験の価値」で飲食代を考えてみた
かき氷2000円は高い?
「体験の価値」で考える飲食代の話
「かき氷に2000円」って高く感じますか?
でも今の時代、その3000円で“どう過ごすか”を選ぶ時代。
飲食は“料理”ではなく、“体験”で選ばれるようになってきています。
休日の午後、こんなふうに過ごしました

・かき氷のお店で1時間ほど並んで→食べて2000円
・その後、別のカフェでお茶して→喋って1000円
合計3000円、滞在時間はざっくり3時間。
一方で、仕事終わりに友人と居酒屋

友人と夜に集まって、
居酒屋で3時間ほど飲み食いして3000円。
これもごく普通の過ごし方です。
どちらも「3000円で3時間」
たとえば──
前者:かき氷+カフェ
・行列に並ぶワクワク
・SNS映えするスイーツ
・おしゃべりと写真で盛り上がり
・あとから写真を見返して楽しめる
後者:居酒屋で食事
・料理とお酒を楽しみながら
・たわいもない話でリラックス
・お酒の力で少しテンションも上がって
・次の日「あれ楽しかったな」と思い出す
内容は違えど、
どちらも「3000円で3時間、誰かと楽しく過ごす体験」なんですよね。
「時間×お金」で見ると、かき氷は高くない
かき氷1杯2000円。数字だけ見れば“高い”と感じるかもしれません。
でも、「時間」と「記憶」にも価値があるとすれば、
“かき氷は氷じゃなくて、時間を売っている”のかもしれません。
お金を払って買っているのは、
商品単体の価値だけでなく、
誰かと過ごす体験そのもの。
そう考えると、“高いか安いか”の判断基準も変わってきます。
✅ 飲食店にとってのヒント
今の時代、選ばれるお店になるには、
「味」や「価格」だけでは足りません。
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思わず写真を撮りたくなる見た目
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並ぶワクワク感
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SNSで共有したくなる体験
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帰ってからも話題になる仕掛け
こうした“体験設計”が、
お客様の満足度と「また行きたい」につながります。
✍️ 最後に|その3000円、どこに使う?
カフェでかき氷とお茶を楽しんで3000円。
居酒屋で料理とお酒を楽しんで3000円。
どちらも、時間とお金のかけ方は同じ。
選ぶ基準は、何を食べるかより、どう過ごしたいか。
「食べたもの」より「過ごした時間」を大切にする人が増えている今、
飲食は「体験ビジネス」としての価値をもっと発信していくべき時代なのかもしれません。
