【2026最新】サラリーマンの不動産投資は本当に節税になる?年収900万の壁と失敗パターンの画像

【2026最新】サラリーマンの不動産投資は本当に節税になる?年収900万の壁と失敗パターン

不動産投資

四谷 義仁

筆者 四谷 義仁

不動産キャリア20年

飲食店専門の不動産会社「株式会社不動産スペース」代表。不動産キャリア20年。大阪・京都・兵庫エリアを中心に、店舗仲介・管理・閉店サポートから収益物件の売買まで手がける。これまで数多くのカフェ・居酒屋・ラーメン店などの開業支援を行い、実際の経営数値や現場課題をもとに"リアルな店舗経営の見える化"を発信中。現場の泥臭さも、数字のシビアさも知る「現実派不動産屋」

「マンション投資をすれば税金が安くなる」
そんな営業トークを聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?
しかし、2026年の最新事情を踏まえると、この話には注意すべきポイントが隠されています。
今回は、サラリーマンの方向けに、区分マンション投資(マンションを1部屋単位で買う投資)の節税効果について、分かりやすく解説します。

なぜ「節税になる」と言われるのか?

マンション投資で節税ができると言われる仕組みは、主に以下の2つです。

  • 減価償却(げんかしょうきゃく)
    建物の購入費用を一度に経費にするのではなく、数年に分けて少しずつ経費として計上する仕組みです。
  • 損益通算(そんえきつうさん)
    不動産投資で生じた帳簿上の「赤字」を、本業の給与収入から差し引き、税金の計算をやり直す仕組みです。

これらを活用することで、確かに支払いすぎた税金が戻ってくる(還付される)ケースがあります。

効果が出やすい人・出にくい人の違い

ただし、複数の専門家の解説によると、この節税効果をしっかり実感できるのは、主に「年収900万円を超える、所得税率が高い層」の方々です。

年収がそれより低い場合、マンション投資を行っても戻ってくる税金は年間数万円〜10万円程度にとどまることが多く、思ったほどの手元資金の増加には繋がりません。「節税になる」という言葉だけを信じて始めてしまうと、期待外れに終わってしまうリスクがあります。

よくある失敗パターンとは?

専門家が警鐘を鳴らす最大の失敗パターンは、「節税」を投資の一番の目的にしてしまうことです。

本来、不動産投資は「毎月の家賃収入」や「将来の資産価値」を総合的に判断して行うものです。節税だけを目当てに、家賃収入が見込みにくい(空室リスクが高い)物件を買ってしまうと、将来売却する際に大きな損失を抱えてしまう可能性があります。

サラリーマン投資家が意識すべき大切なこと

成功するために大切なのは、節税はあくまで「おまけ」として考えることです。

  • 毎月の家賃が安定して入ってくるか?
  • 将来売るときに価格が下がりすぎない優良物件か?

まずはこの点を最優先に物件を選びましょう。
また、金融機関の金利動向によって毎月の返済額も変動するため、無理のない返済計画を立てることも欠かせません。焦って契約せず、複数の物件やシミュレーションをしっかり比較検討する時間を持ちましょう。

”不動産投資”おすすめ記事

  • その物件、本当に売れるのか?の画像

    その物件、本当に売れるのか?

    不動産投資

  • 借入金利DI70、それでも融資が止まらない理由の画像

    借入金利DI70、それでも融資が止まらない理由

    不動産投資

  • 大阪の中古マンション成約単価「7か月ぶり」下落の画像

    大阪の中古マンション成約単価「7か月ぶり」下落

    不動産投資

  • 大阪市新築「国外取得5.5%」国交省データで見る注意点の画像

    大阪市新築「国外取得5.5%」国交省データで見る注意点

    不動産投資

  • 金融庁「不動産業向け融資」重点点検、投資家が備えるべきことの画像

    金融庁「不動産業向け融資」重点点検、投資家が備えるべきこと

    不動産投資

  • 大阪市の基準地価6.7%上昇、投資家が見るべきエリア格差の画像

    大阪市の基準地価6.7%上昇、投資家が見るべきエリア格差

    不動産投資

もっと見る