
飲食店の光熱費っていくら?10坪居酒屋の気になる電気・ガス・水道代
はじめに
飲食店開業を考えるとき、多くの方が注目するのは「売上」や「家賃」です。
しかし意外と見落とされがちなのが 光熱費。
実際には毎月10万円以上かかることが多く、利益を大きく圧迫します。
そこで今回は 大阪市内の10坪居酒屋 を例に、リアルな光熱費の内訳と節約のポイントを解説します。
機器別・光熱費早見表(月額目安)
| 項目 | 内容例 | 月額目安 |
|---|---|---|
| エアコン | 2〜3馬力(7〜10kW) | 4〜5万円 |
| 冷蔵庫・冷凍庫 | コールドテーブル×2、縦型×1 | 1.5〜2万円 |
| 製氷機 | 35〜45kgタイプ | 0.3〜0.6万円 |
| 照明・食洗機 | LED照明・食洗機 | 1万円前後 |
| 電気代合計 | — | 7〜8万円 |
| ガス代 | コンロ・フライヤー・鍋など | 3〜4万円 |
| 水道代 | 料理・ドリンク・洗い物 | 1万円前後 |
| 総合計 | — | 11〜13万円 |
小規模でも毎月 10万円以上が当たり前。
「売上や家賃を考えていたら、光熱費で利益が吹き飛んだ…」というのは珍しくありません。
電気代の内訳(7〜8万円)
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エアコン:夏場フル稼働で4〜5万円
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冷蔵庫・冷凍庫:24時間稼働で1.5〜2万円
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製氷機・照明・食洗機:合計で1〜2万円
光熱費の中で最も大きな割合を占めるのが電気代です。
特に夏場はエアコンと製氷機の稼働で跳ね上がります。

ガス代の内訳(3〜4万円)
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厨房機器(コンロ・フライヤーなど)で使用
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居酒屋は揚げ物・炒め物が多く、ガスの消費量が高め
冬は鍋料理や暖房でガス代がさらに増加します。
水道代の内訳(1万円前後)
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料理・ドリンク・洗い物で日常的に使用
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規模が小さくても、必ず発生する固定費
季節による変動
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夏:エアコン・製氷機の稼働増で+2〜3万円
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冬:鍋料理や暖房でガス代UP。ただし製氷機の負荷は減少
年間平均すると、10〜15万円/月 が標準的な光熱費の相場です。
節約のポイント

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LED照明に切り替え
→ 初期投資は数ヶ月で回収可能。 -
冷蔵庫・製氷機の定期清掃
→ 効率UPで電気代を削減。 -
ガス機器はこまめにOFF
→ 無駄な点火を防ぎ、月数千円の削減。 -
契約プランの見直し
→ 電力・ガス自由化後は比較検討が必須。
✅ まとめ
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10坪規模の居酒屋でも、光熱費は 家賃の次に大きな固定費。
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平均すると 月12万円前後、季節によっては15万円を超えることもある。
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開業前に光熱費をシミュレーションしておくことが、資金繰りを守るカギ。
飲食店経営を成功させるには、売上だけでなく 「固定費のリアル」 を理解しておくことが欠かせません。