
【2026年最新】10坪居酒屋の光熱費はいくら?電気・ガス代目安
(2026年9月25日更新)
飲食店開業を考えるとき、多くの方が注目するのは「売上」や「家賃」です。しかし意外と見落とされがちなのが光熱費です。「家賃と仕入れさえ抑えれば大丈夫だろう」と思っていたら、光熱費だけで利益が吹き飛んだ、という声も少なくありません。実際には毎月10万円以上かかることが多く、利益を大きく圧迫します。そこで今回は大阪市内の10坪居酒屋を例に、リアルな光熱費の内訳と節約のポイントを解説します。
【2026年9月更新】電気・ガス料金の値引きは、2026年9月使用分で終了することが確定しています。
2026年7〜9月使用分は、国の「電気・ガス料金支援」により、電気は1kWhあたり3.5円、都市ガスは1㎥あたり14円が請求から差し引かれていました(経済産業省・関西電力発表)。値引きが入る最後の請求は10月に届く分(9月使用分)で、11月に届く請求(10月使用分)からは値引きがなくなります(経済産業省、報道各社より)。2026年8月時点の実績では、700kWh使った場合の関西電力の料金は2025年8月分21,644円→2026年8月分20,734円とほぼ横ばいでしたが、これは値引きが入った上での金額です。
10坪居酒屋クラスの電気使用量(この記事の700kWhの例)で単純計算すると、値引き終了により月あたり2,450円程度(700kWh×3.5円)の負担増となる計算です。ガス代も使用量に応じて上乗せされます。一般家庭向けの試算では、標準的な世帯で電気・ガス合計月840円〜2,450円程度の負担増になるとの報道もあります(selectra.jp調べ)。
なお、10月以降のさらなる支援延長は本記事作成時点で未定です(最新情報は要確認)。また、実際のお店の契約は「低圧電力」など事業者向けプランになっている場合もあるため、上記はあくまで目安としてご覧ください。
機器別・光熱費早見表(月額目安)

小規模でも毎月10万円以上が当たり前です。「売上や家賃を考えていたら、光熱費で利益が吹き飛んだ…」というのは珍しくありません。
電気代の内訳(7〜9万円)
- エアコン:夏場フル稼働で4〜5万円
- 冷蔵庫・冷凍庫:24時間稼働で1.5〜2万円
- 製氷機・照明・食洗機:合計で1〜2万円
上記を足し合わせると、電気代はおよそ6.5〜9万円になります(本記事では目安として7〜9万円としています)。
光熱費の中で最も大きな割合を占めるのが電気代です。特に夏場はエアコンと製氷機の稼働で跳ね上がります。
ガス代の内訳(3〜4万円)
- 厨房機器(コンロ・フライヤーなど)で使用
- 居酒屋は揚げ物・炒め物が多く、ガスの消費量が高め
冬は鍋料理や暖房でガス代がさらに増加します。
水道代の内訳(1万円前後)
- 料理・ドリンク・洗い物で日常的に使用
- 規模が小さくても、必ず発生する固定費
季節による変動
- 夏:エアコン・製氷機の稼働増で+2〜3万円
- 冬:鍋料理や暖房でガス代UP。ただし製氷機の負荷は減少
年間平均すると、10〜16万円/月が標準的な光熱費の相場です。
節約のポイント
節約のポイント 4ステップ
| ステップ | 対策内容 | 期待できる効果 |
| ① | LED照明に切替 | 消費電力を大幅に削減し、長期的なコストダウンに。 |
| ② | 冷蔵庫・製氷機の定期清掃 | フィルター等の清掃で冷却効率を保ち、無駄な電力をカット。 |
| ③ | ガス機器はこまめにOFF | 使わない時の種火や待機時の無駄なガス消費を抑える。 |
| ④ | 契約プランの見直し | 現在の使用状況に合った最適な料金プランへ変更し、固定費を削減。 |
- ☐ LED照明に切り替えた(初期投資は数ヶ月で回収可能)
- ☐ 冷蔵庫・製氷機を定期清掃している(効率UPで電気代を削減)
- ☐ ガス機器をこまめにOFFにしている(無駄な点火を防ぎ、月数千円の削減)
- ☐ 契約プランを見直した(電力・ガス自由化後は比較検討が必須)
出店エリアの収支モデルを合わせて確認したい方は、以前の記事【大阪市で飲食店開業】10坪居酒屋の収支モデルをAIとリアルで徹底比較!もあわせてご覧ください。
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光熱費を含めた資金計画や、大阪市内での貸店舗探しでお悩みの方は、株式会社不動産スペースまでお気軽にお問い合わせください。物件ごとの電気容量・ガス設備の状況についてもご相談いただけます。
まとめ
- 10坪規模の居酒屋でも、光熱費は家賃の次に大きな固定費です
- 平均すると月12〜13万円前後、季節によっては16万円を超えることもあります
- 開業前に光熱費をシミュレーションしておくことが、資金繰りを守るカギです
飲食店経営を成功させるには、売上だけでなく「固定費のリアル」を理解しておくことが欠かせません。電気代の値上げ動向については、以前の記事電気代252~510円値上げ、大阪の飲食店の光熱費対策や猛暑で客足不安95.6%、光熱費6割増予測に備えるもあわせてご確認ください。
よくある質問
Q. 飲食店の光熱費を安く抑えるにはどうすればいいですか?
A. LED照明への切り替えや、冷蔵庫・製氷機の定期清掃、電力・ガスの契約プランの見直しが効果的です。
Q. 光熱費は家賃と比べてどれくらいの割合を占めますか?
A. 10坪程度の居酒屋の場合、光熱費は家賃に次ぐ大きな固定費で、月12〜13万円前後が目安です。
Q. 開業前に光熱費をどう見積もればいいですか?
A. 似た規模・業態の店舗の実例を参考に、季節による変動も含めて月ごとにシミュレーションしておくと安心です。
Q. 2026年も光熱費の目安は変わっていませんか?
A. 2026年9月使用分までは国の料金支援があり横ばいでしたが、10月使用分(11月請求分)から値引きがなくなり、実質的に値上がりします。電気・ガス合計で月数百円〜2,000円台の負担増が見込まれます(最新情報は要確認です)。
